私たちのこの舞台は「結」という名の下に集まった4人の舞踊家と、沖縄の脚本・演出家小橋川清弘との出会いの中で生まれ、今回で2回目を迎えます。
「結」とは、一人で立ち向かうには余りにも大変なものごとに、見返りを求めず助け合い、みんなで支え合う共同体のことです。沖縄でも「ゆいまーる」と呼ばれる「結」の習慣が今日まで引き継がれ、人々はいろいろな場面で家族同様の長い付き合いをし、活動しています。この「結」の心で、私たちの持てる力により皆 様と共感できる舞台をめざします。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
結 出演者案内
出演者・スタッフ一同






藤間 修一郎(森永 基木)
ふじま しゅういちろう
花柳 滝紅
はなやぎ たきこう
若柳 寿成
わかやぎ じゅせい
木村 清美
きむら きよみ
ゲスト出演
宇佐元 恭一
うさもと きょういち
深山 扇喜美(瀧田 綾子)
みやま せんきみ
シンガーソングライター、パーソナリティ、俳優
福岡市出身
修猷館高校、九州大学経済学部卒業
絶対音感を持ち幼少からすべての音が音楽で聞こえ、ピアノで表現する。その後フォーライフ、アルファ、東芝EMIを経て日本クラウンに移籍。全国各地ピアノを弾いて歌うコンサートを続けている。
また多くの歌手・俳優などに楽曲を提供している。
2002年、宮沢賢治「雨ニモマケズ」に突然メロディが舞い降り、新潟・福岡・宮城などの震災復興コンサートで歌い始める。
2005年、愛・地球博では総合演出を担当し、九州各地の郷土芸能をステージに集め、音楽と芸能のコラボレーションを実現した。
2011年以降、岩手県内は久慈市、野田村、普代村、釜石市など、被災地で地元の方々とコンサートを続けている。
また各地の小中学校、海外の日本人学校、JR主催の九州各県復興支援イベントなどで被災地支援を行っている。
「雨ニモマケズ」は発売後約10年たった今でも、2012年公開の映画「一遍上人」のエンディングテーマ、2014年CMソングなどに使用され、多くの方に歌われている。
また2014年TV朝日Qさま出演、また多くのレギュラー番組などで、八面六臂な活動も注目されている。
いわて文化大使、花巻イーハトーブ大使、普代村観光大使。
福岡民踊舞踊四季の会 2代目 瀧田綾子(深山扇喜美)
福岡市出身
福岡文化連盟理事
6歳の頃より祖母である千々和美津子を師としており、
平成27年祖母の扇喜美を襲名し、2代目として約400名の会員を率いる。
毎年博多どんたくに参加し、様々な文化交流に努めている。
藤間流師範
佐賀県嬉野市出身
津軽三味線を京極利則に、日本舞踊を叔母である藤間勘満に手ほどきを受け、藤間紋一郎に師事。
2010年、1stアルバム「想-sou-」リリース。
2013年、セカンドアルバム「Deux VISAGES」をリリース。
同年に自身で作曲した曲を自ら振り付けして奏で舞うという業界初のDVDミュージッククリップを発表。
2016年、日本の民謡をテーマにしたCD&DVD「KURODA-BUSHI / ひのくに夢幻」をリリース。
「歌・舞・奏」という独自のスタイルで日本の伝統芸能を発信している。
また、オリジナルブランド『MOTOKI MORINAGA』を立ち上げさまざまなグッズのデザイン開発も行っている。
2015年福岡文化連盟青木賞奨励賞受賞
花柳流師範
福岡市出身
花柳瀧蔵に師事
日本舞踊の指導をする傍ら昨年4月より日本の伝統文化である着付けや立ち居振る舞い、礼儀作法などを伝える博多和塾を設立。
寿菊派若柳流師範 同専務理事
福岡市出身
2歳半より初代若柳寿菊に師事
1982年寿菊派若柳流創流を機に家元代稽古を務める。
博多座市民檜舞台公演で「楊貴妃」などの創作舞踊の振付なども手がける。
沖縄県読谷村出身
安座間本流大北満之会師範
(あざまほんりゅううふにしみつのかい)
会主新垣満子(実母)に師事
現在、福岡市の道場を中心に県内外に琉球舞踊教室を開設。
福岡県、沖縄県を中心に琉球舞踊公演等で出演多数。